2000年11月〜2001年3月24日


桜草とプリムラジュリアン(2001年3月24日)

浮間(紅) 学校 プリムラジュリアン(大久保宅)
 3月24日(土)学校に行って見たら、一鉢(浮間 紅)だけ桜草が咲いていました。急に暖かくなってきたせいなのでしょうか、ちょっと早い気もしますが。他の桜草はどうかというと、葉が枯れているものが散見されました。雪が降ったせいのようです。
 学校には、プリムラマラコイデスの他にプリムラジュリアンも校舎南側の池の所にあります。写真は大久保宅のものですが、学校のプリムラジュリアンも咲き始めています。


咲きましたプリムラマラコイデス(2001年2月24日)

 プリムラマラコイデスが咲きました。まだ一株だけですが、これから5月頃まで楽しめます。


芽分け(2001年2月24日)

 2月24日、学校で桜草の芽分けを行いました。小雨が降っていましたが、大久保さん夫妻、田村校長先生、石黒教頭先生を含め11人の会員が集まりました。雨のため昇降口にシートを敷いて作業しました。昨年、浮間の桜草まつりで買ってきた桜草も持ちより、大久保さん夫妻の指導に従いながら作業を進めました。芽が増えていた鉢、芽が減ってしまった鉢、なんでこうなるの?学校に置いてあった桜草の箱も、人丸は増えましたが、白は現状維持、紅は減少という結果になりました。原因としては、古い土を使ったことに問題があったのでは、との大久保さんの分析でした。
会員の皆さんの作業風景


 鉢・箱の中身を全て出してしまいます。芽が表土より出ている場合は、芽を傷めないように慎重に行って下さい。芽が表土に出ていなければ、鉢を逆さにして出しても良いでしょう。
 芽の周りに付いている土は、取り出した土をクッション替りに、芽を上から軽く落とせば取れます。
 いくつも芽が付いているものは分けますが、小さなものはそのままでも良いでしょう。


 芽分けした芽は、品種ごとにきちんと分けておきます。品種を記入したラベルも一緒に入れておくと間違いません。多人数でやる場合などは、品種ごとに場所を変えておいた良いでしょう。いつのまにか、品種が混合してしまわないよう注意して下さい。


 用土は、赤玉(小)7に腐葉土3位の割合で混ぜ合わせます。量が多い場合は、スコップを利用して混ぜ合わせたほうが簡単です。


 学校で使う桜草の箱は、発泡スチロール製の箱を利用します。水はけを良くするため、大き目の穴を開けておきます。傘の先(太目のもの)などで開けると簡単です。


 赤玉(大)を箱の下に敷き詰めます。


 作成した用土を入れます。増土をすることを考慮して2/3程度まで入れます。


 品種ごとに、軽く押し込んで芽を植えていきます。品種名のラベルも差し込みます。


 根が隠れる程度に、用土をかけていきます。これで仕上がりですが、最後に十分水を与えます。


 大久保さんが新たに持ってきてくれた株も植え替えた結果、10箱と7鉢になりました。春が楽しみです。(昨年は3箱、4鉢)
 品種も、浮間(紅・白)、人丸、銀世界、初日野の5種類になりました。(昨年は3種類)


 十分に水を与えた後、まだ雪や霜の心配がありますので覆いをしました。
肥料について
 
 芽分けが済んだら肥料(水肥)を与え始めて下さい。油粕を腐らせて作った水肥を薄めて、水やりがわりに行って下さい。初めは薄めにし、徐々に正常の濃度(原液35ccを水1リットルで薄める)にしていきます。
 これからの水やりは、3〜4日を目安に行って下さい。


栽培の注意事項(2000年11月)

 今後の注意事項


プリムラマラコイデス(2000年11月)

 大久保さんが、中国雲南省原産のプリムラマラコイデスを持って来てくれました。校舎西側の焼却炉の北側に置いてあります。もう葉が出ているので花が咲くのも早いのではと思います。どんな花なのか楽しみですね。


水肥をポリバケツで準備(2000年11月23日)

 桜草を移動した後、水肥の準備をしました。前回はペットボトルを利用してつくりましたが、今回は大久保さんがポリバケツを用意してくれました。
 油粕を3リットル計量します。


 計量した油粕3リットルを、洗濯用ネット(細かい目の物)に詰める。ナイロンひもなどで洗濯用ネットの中ほどを縛り、ポリバケツの外までひもが出る位の長さで切る。油粕が腐って水肥が出来た時、ひもを引き上げて油粕を取り出すため。


 洗濯ネットごとポリバケツに入れ、ひもを外に出してから、水30リットルを入れる。


 
 ふたをして、桜草の側に置き、油粕が腐るのを待ちます。


桜草を移動(2000年11月23日)

 校庭にも枯れ葉が舞い下り、冬の寒さを感じる季節となってきました。夏と秋の間、日陰に置いていた桜草も、日の当たる場所へ移動しなければなりません。学校の桜草は、11月23日に久々に会員の皆さんに集合してもらい、プール南側へ移動しました。
 桜草を移動した後、霜除け用の枯れ葉(柿の葉のように少し硬い物が良い)を集めました。枯れ葉は、箱の土の上に敷き詰め、風で飛ばないように、その上をスダレなどで覆います。
 これからの水やりは、10日に1度を目安に実施して下さい。雨が降った時などは、その後の10日というように状況に応じて対処して下さい。水はけの良い鉢は、期間を短くした方が良いでしょう。ただ、これからは水を多く与え過ぎると根腐れの原因になります。