2000年5月6日〜2000年8月上旬
早めに日除けを作ろうと思ってはいたのですが、結局出来上がったのは8月上旬になってしまいました。ベランダが東向きのため、午後には日陰になるので、そんなにダメージを受けることはないだろうと思いますが、桜草には日除けが出来るまで、かわいそうなおもいをさせてしまいました。昨年は日除けも作らず放っていましたが、無事花を付けましたので来年も大丈夫だろうと、かってに思っています。 骨組みの材料は、7月23日に開催した新田住区センターの「親子木工作」で適当な材料を選び(当然タダ)、市販の小窓用のスダレで日除けにしました。当初は、スダレを水平に着けたのですが、朝日が直接射し込むため、スダレを斜めに着け直しました。去年は、朝・夕水やりをしていましたが、日除けを着けてからは、朝だけで十分もつようになりました。 |
夏休みで子供達に、海・山・田舎…と振り回されてはいないでしょうか?自然が少ない東京で暮らす子供達には、自然に触れることは大切な経験ですし、良き思い出にもなることでしょう。
しかし、親の方はというとバテバテ状態では? たまには親だけの夏休みなんていうものがあってもいいですよね。
ところで桜草はどうなっていますか。葉も枯れたからと放ったらかしにはしていないでしょうね。日除けや水やりは注意して行って下さい。
下記の注意事項を読んで桜草を点検して下さい。
増土の再確認
- 葉が全部なくなったら、今一度鉢を再確認して下さい。雨だれ等で、土の表面に株が顔を出していましたら、その部分へ増土をして下さい。株をもぐらせておかないと来年の春に芽が増えなくなります。
- これからは葉草を一・二本残して、水やりの目安にすると良いでしょう。桜草の葉が枯れてしまうと、土の中で桜草の株が生きているのかどうかわかりません。そこで、葉草を残し、草葉が枯れなければ桜草の株も生きているという目安になります。
桜草を購入された会員の皆さん、桜草の状況はどうですか。葉が少しずつ枯れ始めているのではないでしょうか。葉が枯れたからといって、桜草が枯れてしまったわけではありませんので、ちゃんと面倒を見て下さい。
もうすぐ、夏になりますから日光には十分注意し、日光の当たらない場所へ移動するか、日除けを行い、水は十分に与えて下さい。
肥料と水やりについて、大久保さんから注意事項が届きましたのでお知らせします。
- 7月中旬になったら、今まで使っていた肥料入りの水は使いません。単なる水だけを与えて下さい。そうしないと、来年に良い芽が出来なくなります。
- 屋外の水道や、水道の蛇口にホースを付けている場合は、残水が日光でお湯になっています。お湯になっている水を出しきってから、水やりをして下さい。そうしないと根を傷めます。
6月3日(土)PTA総会が開催され、PTA会長に笠原さんが選出されました。PTAの新役員が決まったことから、会の方も多少の役員の入れ替えをしました。
会 長 笠原 昌俊(PTA会長) 事務局長 海老沢 洋一(PTA顧問)
今回は会長の交代と、これまで空きとなっていた事務局長を充足しました。会員の皆さん、ご協力のほどよろしくお願いします。
摘花・増土をして北側校舎の裏に桜草を移動してありましたが、日光が当たるため5月下旬、大久保さんが校舎の西側へ移動してくれました。場所は、焼却炉の隣り、理科室西側の斜め前あたりです。環七に面しているので、少し騒がしいかもしれませんが、日光が当たらないので桜草にとっては、気持ちの良い環境かもしれませんね。 |
5月20日(土)都立足立新田高校の創立20周年記念式典・祝賀会がありました。本校からは田村校長先生と海老沢PTA会長が出席しました。式典の後、小雨が降る中、夏目漱石文学碑の除幕式が執り行なわれました。 夏目漱石が書いた「虞美人草」に萱野(現新田)の桜草が記されています。その一文を20周年の記念碑としています。新田高校は、校歌や校章にも桜草が取り入れられ、新田の歴史を大切にしていることがうかがわれます。校門を入ってすぐ左に碑があります。一度行って見て下さい。 記念品は桜草を印刷したテレホンカードでした。願わくば、文学碑の周りに桜草が咲き乱れればと…。 |
学校の桜草は、摘花・増土を行った後、北側校舎の裏へ移動しました。これからの季節、桜草は日差しを嫌うため、風通しが良く日差しの当たらない場所へ移動するか、ヨシズなどで日除けをして下さい。自然条件の中では、アシなどが日除けの役目をしていました。 7月頃までは、油粕を腐らせて作った水肥を薄めて水やりがわりにあたえ、害虫にも注意して下さい。7月以降は、土の表面が乾いたら水を与え、葉はなるべく枯らさず永く持たせる方が良いようです。葉が枯れても水はあたえて下さい。桜草は土の中で生きているのです。 |
5月6日、大久保さん、石黒教頭先生と会員9名が集まり、桜草の摘花と増土を行いました。
浮間の桜草まつりで各自が購入した鉢を持ちより、初めての実践です。各自の鉢が終了後、学校に置いてある3箱の桜草も実施しました。
以下は、増土用の土の作成と、摘花の説明です。
腐葉土は粗目のふるいにかけて、大き目のごみを取り除く。 |
腐葉土3に赤玉土(小)7の割合で混合する。植え替えした時に余った土があれば、それでも良い。 |
摘花 花が終わると種子をつくりますが、それに費やす精力は相当のものと言われています。来年、花を咲かせるためにも花を摘んでしまいます。花茎が出ている少し下をつまみ、その上の部分を花ごと摘んでしまいます。 |
増土 桜草の芽は、成長すると表土に出る性質を持っているため増土を行います。葉を持ち上げ、鉢の周りから増土を行います。周りが済んだら、中の方も葉を傷めないよう丁寧に葉をかき分け、増土をしていきます。終わったら水をあたえて下さい。増土をしても、雨などによって土が流れてしまうことがありますので、芽が出てきたらその都度増土を実施して下さい。 自然条件の中では、川の洪水により増土が行われていました。 |
学校の桜草も、摘花・増土を行いました。 |